「インテリアの世界を変える。インテリアで世界を変える。」をミッションに掲げ、家具・家電のセレクト型オンラインストアとオフィスの構築支援、家具什器受発注プラットフォームを展開する株式会社ソーシャルインテリア(東京都港区、代表取締役:町野 健、以下ソーシャルインテリア)は、2025年6月3日〜5日に東京ビッグサイトにて開催された、日本最大級のオフィス専門展示会「オルガテック東京2025」のレポートを公開したことをお知らせいたします。

空間構築支援を行う当社では、会場を視察し、オフィスの“いま”と“これから”を示唆するトレンドを独自の視点で読み解きました。
本リリースでは、その中から注目の潮流を一部抜粋してご紹介いたします。
オルガテック東京2025 開催概要と「働く場」の新たな価値

- 名称:オルガテック東京2025(ORGATEC TOKYO 2025)
- 会期:2025年6月3日(水)〜6月5日(金)
- 会場:東京ビッグサイト
- 主催:ケルンメッセ株式会社
- 出展社数:約160ブランド
- 来場者数:約45,000人
オルガテック東京は、70年以上の歴史を誇るドイツ・ケルン発の「ケルン国際オフィス家具専門見本市」の日本版として、オフィス業界のプロフェッショナルから高い注目を集めています。今年の開催では、単なる製品展示に留まらない、体験型の訴求が際立ちました。
出社回帰の流れが進む中、オフィスは単なる作業場ではなく、「働く人にとって価値ある時間を過ごせる空間」へと変化しています。今回の展示からは、過度に整えられた空間ではなく、あえて「余白」や「ゆらぎ」を設けることで、偶発的なコミュニケーションやひらめきが生まれる「偶発性を活かす設計」が注目を集めました。
また、特別展示「BORDERLESS~オフィスは私へ~」では、多様なワークスタイルに対応し、誰もが「自分らしく働ける場所」としてのオフィスが探求され、オフィス・自宅・サードプレイスの境界が曖昧になり、オフィスが「自分の居場所」の一つとして再定義されていく未来が示唆されました。
注目のオフィストレンド
人を中心に据えた空間設計が主流に

“BORDERLESS(境界のない)”というコンセプトが空間づくりの主軸に。
個性や感性、多様なワークスタイルに寄り添う設計が求められています。
半個室プロダクトの台頭

遮音ブースの次に来るのは「半個室」。
囲われすぎず、開放感もある絶妙なバランスの“居場所”として注目が集まっています。
ホームファニチャー感覚の拡張

無印良品やリーン・ロゼなど、住宅領域 に強みを持つブランドが初出展。
“暮らしの延長としてのオフィス”を体現する提案が増加しています。
サステナブル=企業姿勢を示す選択

FSC認証やB Corp認証など、製品単体ではなく「企業全体の姿勢」が評価対象に。
空間から伝えるサステナビリティが存在感を示しています。
“座る”行為から考えるウェルビーイング

高機能チェアや仮眠用ラウンジなど、“座る・休む”ことへの再注目が顕著に。
ウェルビーイングを支える装置としての椅子が、再評価されています。
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本リリースで紹介した以外にも、注目プロダクトや受賞ブース、最新テクノロジーの取り組みなど、多彩な展示が揃っていました。
写真付きの詳細レポートは、以下よりご覧いただけます。