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私はインテリアコーディネーターがもっと活躍できる文化を日本で創りたい! 私はインテリアコーディネーターがもっと活躍できる文化を日本で創りたい!

インテリアコーディネーター 荒井 詩万

私はインテリアコーディネーターがもっと活躍できる文化を日本で創りたい!

ソーシャルインテリアが、家具の発注と配送をスムーズにするために多くの家具メーカーさんのご協力のもとに進めている『DX』事業。インテリアコーディネーターが積極的に使うことで、ユーザー様にさまざまな家具をご提案できるようになりコーディネートの幅が一気に広がります。その『DX』の活用に関して、荒井詩万さんにアドバイザーに加わっていただいています。

INDEX

数百人のインテリアコーディネーターと接し続けて見えてきたもの

仕事がこんなに楽しいものだとは!

全国をまわって、直接話をする機会はこれからも大事にしたい

ソーシャルインテリアは、何を実現しようとしているのか?

数百人のインテリアコーディネーターと接し続けて見えてきたもの

私は、2021年からインテリアのオンラインサロンを始めました。“インテリアのこれからを語ろう”をコンセプトにした会員制コミュニケーションサロン、インテリアを通して楽しく語り合う場です。
 
現在 約300名が参加くださり、全国(海外在住の方も!)のインテリアコーディネーターたちと日々の仕事のあれこれについて双方向でやり取りをしてます。
 
その前身は10年続けた自宅でのインテリアレッスン、コロナ禍がありオンラインサロンに切り替えてスタートしました。
長年数百人のインテリアコーディネーターと接し続けてきた中で、皆さんが抱える課題が大きく2つあると感じています。
 
1つは集客。
どうやって仕事をいただけるようにするか?フリーランスの場合、コーディネート依頼がなければ収入につながりません。
もう1つは作業の煩雑さ。
コーディネート提案後、商品を納品するまでに各メーカーへの在庫確認や発注、納品立ち会い、各社への支払いと様々な作業に時間を費やしています。
 
オンラインサロンが大きなコミュニティに育ってきた今、この2つの課題をどうにかできないかと考えていました。
集客についてはサロン内でも自分自身がやっていることを情報共有していますが、2つ目については業界内でどうのこうのという小手先ではなく、そのプラットフォームをつくらないといけない。私1人じゃできない…
どうすればいいのかが見えずずっと悶々としていました。
 
去年(2023年)、コテツさんからソーシャルインテリアという会社が家具の在庫確認や受発注をDX化しているのでアドバイスが欲しいという話をいただいて、これだ!と思いました。インテリアコーディネーターが作業に追われることなく、お客様と接したりプランニングに時間をあてることでコーディネート提案の質を上げていけたらいいなと。
 
町野社長にお会いして、日本のインテリアの文化を底上げしたいと言う考えにもとても共感し、アドバイザーとして参加することにしました。

仕事がこんなに楽しいものだとは!

仕事がこんなに楽しいものだとは!

私が本気でフリーランスのインテリアコーディネーターになるきっかけは友人の一言でした。
大学卒業後、建築設計事務所で役員秘書をしていました。仕事にやりがいを感じてはいましたが、好きなことで年齢を重ねても働き続けるためにはどうすればいいかを考えた時にインテリアだ!と思い立ち、仕事をしながら2年間インテリアスクールへ。
スクールを卒業してインテリア関連企業への転職を考えたものの、前職をすぐに辞めるタイミングではなかったのでまずは友人たちに声がけをして少しずつコーディネートをスタート。友人なのではじめはほぼ無償で相談を受けていました。

 

ある時、「新居をトータルコーディネートしてほしい」という親友からの依頼が。
完成したコーディネートにすごく満足してくれた彼女が、「コーディネート料をきちんと請求してくれないと困る。無償でやっている限り、いつまで経ってもプロにはなれないよ!」と。親友の厳しくも温かい言葉にハッとして、その時にプロのインテリアコーディネーターとしてフリーランスでやっていこうと覚悟を決めました。

 

それから早20年、とにかく私はインテリアコーディネーターの仕事が楽しい!
はじめから順風満帆に仕事が入ったわけではありませんでしたが、頭の中にある空間が出来上がりお客様が喜んでくださる。
徐々にいいお仕事に恵まれて本当に楽しく仕事をしています。それを多くのインテリアコーディネーターに体感してもらいたい。

 

インテリアコーディネーターが最も時間をとられる家具の仕入れに関する在庫確認や発注、配送の手間のところをソーシャルインテリアの『DX』でスムーズにできるならもっと楽しく仕事ができるはず。
フリーのインテリアコーディネーターは仕入れられる家具ブランドも限られていることやお金の回収も課題です。そのあたりも改善する仕組みとして期待しています。

全国をまわって、直接話をする機会はこれからも大事にしたい

全国をまわって、直接話をする機会はこれからも大事にしたい

私のオンラインサロンメンバーは全国から参加してくださっています。
オンラインで海外トレンドセミナーやトークショーなどもしていますが、定期的にイベントを開催して地方へも足を運んでいます。
インテリアコーディネーターの皆さんと美味しいものを食べながら仕事の話をしたり聞いたり。直接お会いして色々な話をする時間も大切にしています。
 
仕事がやりやすくなることで、お客様への提案の質の向上につながる。
何よりインテリアコーディネーターがもっと活躍できる文化をソーシャルインテリアとご一緒につくっていきたいです。

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