「よいものが、循環する社会へ」をミッションに掲げ、家具・家電の通販サービスとオフィスの構築支援、家具什器受発注プラットフォームを展開する株式会社ソーシャルインテリア(東京都港区、代表取締役:町野 健、以下ソーシャルインテリア)は、日本サブスクリプションビジネス振興会(東京都渋谷区、代表理事:佐川 隼人、以下サブスク振興会)が提供を開始する、共創型不正情報共有プラットフォーム『SubsCield(サブスクシールド)』の開発コンセプトに賛同し、導入準備を開始したことをお知らせいたします。サブスクサービスにおける不正利用の軽減につながる活動を通じ、サブスク業界の発展に寄与することといたしました。
背景
サブスクサービスを提供するなかで一定数の不正利用が発生してしまうのが現実です。
その多くがチャージバックという仕組みによって事業者が補填することが多く、サブスク業界全体の課題となっています。
サブスクサービスやEC(電子商取引)業界での不正利用例
▼ 未払い
- 商品やサービスの代金を支払わない状態。
- 支払期限を過ぎても清算が行われていないことを指す。
▼ 盗難
- 事業者が提供するレンタル資産を許可なく持ち去り、不正に占有する行為。
- レンタル品(カメラ、車両、機材など)を返却せず、そのまま所有しようとするケース。
▼ 個人情報の不正利用
- 他人の名前、住所、電話番号、クレジットカード情報などの個人情報を不正に利用する行為。
▼クレジットカードの不正利用
- 他人のカード情報を盗用し、商品やサービスを購入する行為。フィッシング詐欺やスキミングなどが原因となることが多い。
SubsCield(サブスクシールド)の価値
【SubsCield(サブスクシールド)は、増加する不正利用による被害を未然に防ぐために開発されたサービスです。】
SubsCield(サブスクシールド)は、未払い・盗難・個人情報の不正利用など、不正な消費者による注文を未然に検知し、事業者の損失を軽減するために開発されました。最大の特徴は、利用企業が協力して「ブラックリスト」を共創し、共有できる点です。これにより、他社が蓄積した不正利用データ(※)を活用し、より精度の高い検知と迅速な対応が可能になります。
※現在は利用企業からのブラックリストの共有を整備中です
【主な機能】
▼ 不正利用者の検知およびデータベース共有・登録
API連携を活用し、SubsCield利用者間で共有可能な不正利用者データベースを構築。不正検知の精度向上を図るとともに、不正利用者の効率的な登録と共有を実現。
【社会貢献としての活動】
今回、ソーシャルインテリアは『SubsCield(サブスクシールド)』のサービスコンセプトに賛同し、導入を決定いたしました。日本のサブスク業界発展のために、サブスクサービスにおける不正利用の軽減につながる活動を推進いたします。
サブスク振興会について
リピーターによる定期的な取引によって売り上げが安定する、ストック型の『サブスクリプションビジネス』(以下サブスクビジネス)の日本国内の振興を目的として、2018年12月に設立されました。『サブスクビジネス』は顧客数・顧客単価・契約期間の3軸で経営状態を把握することで、計画も立てやすく、業績の上下も比較的緩やかです。時間的猶予が生まれ対処がしやすいのが特徴で、経営者も過度なストレスを抱えにくいといわれています。このような『サブスクビジネス』を日本のマーケットに浸透させるべく、有益な情報やノウハウ・事例など、サブスクビジネスの成功に必要な情報を提供しています。