「よいものが、循環する社会へ」をミッションに掲げ、家具・家電の通販サービスとオフィスの構築支援、家具什器受発注プラットフォームを展開する株式会社ソーシャルインテリア(東京都港区、代表取締役:町野 健、以下ソーシャルインテリア)は、法人向けイベント開催数100回超を記念し、2024年9月にオープンした共創型ショールーム兼オフィス『THE MUSEUM』にて、バックオフィスに関わる企業担当者を対象にしたイベント「バックオフィス文化祭」を開催したことをお知らせいたします。
イベント概要
開催日:2024年11月13日(水)、11月14日(木)
時間:11:00-20:30
場所:ソーシャルインテリア 共創型ショールーム兼オフィス『THE MUSEUM』
開催背景
ソーシャルインテリアは、法人向けにイベントを100回以上開催してきました。
イベントでの交流や当社が運営しているコミュニティ「WORK Knowledge Community」での活動、「ソーシャルインテリア オフィス構築支援」のお客様との関わりを通して、オフィス運用やバックオフィス業務に関わる皆様に楽しみながらワークプレイスのあり方を考えていただきたい、と感じる場面が未だに多くあります。
そこで、ソーシャルインテリアが提供するオフィス空間やインテリアに加え、その場で生まれる“コトの価値”を実際に肌で感じていただき、課題解決のきっかけとなるよう、同じ思いを持った共催企業様と共に創りあげる「バックオフィス文化祭」を開催する運びとなりました。
当日の様子
出展企業のブースが並び、多くのお客様にご来場いただきました。
また、各日ランチ会やワークショップ、企業ピッチや交流会を実施し、お客様に様々なサービスを体験いただいたり、交流が生まれる機会になりました。
《ワークショップの様子》
【Day1:11月13日】
創造性UP「アート思考ワークショップ」多様性を基にしたチームビルディング体験会(株式会社NOMAL)
オフィスアート・壁画アートの日本最大手企業である株式会社NOMALの代表取締役CEO 平山美聡氏により、創造性UPや多様性を基にしたチームビルディングができる「アート思考ワークショップ」が開催されました
本ワークショップは、アートのカードを使って創造性を高め、多様性を体感することが目的です。
アートのカードを使ったアイスブレイクから始まり、付箋やアートカードを用いて自己開示を促す自己紹介と個人ワークショップを行いました。個人ワークショップでは「今の自分を表す美術展」を作り、グループ内で共有しました。この作業は、自分の多様性を表現し人に伝えることになります。
最後に、“観察力、思考力、コミュニケーション力”などが育つとされている対話型のアート鑑賞を行いました。1枚の絵に対してどのように感じたか、一人ずつ共有したところ、同じ絵に対して「悲しい絵」「暗い絵」「女性の絵」「男性の絵」「別れ」「希望」といった多様な考えが各チーム内で出たことがわかりました。
このように、多様性を感じ受容することを短時間で体験できました。このプロセスがインクルージョン(個性を受け入れ、能力を発揮している状態)に繋がっていくとのことです。アートが介在すると、言いにくいことも伝えやすくなります。中長期観点で成長を見込むプロジェクトや結成まもないチームのチームビルディング、企業のブランディングなどに活用できるワークショップでした。
NOMAL ART COMPANY
健康経営の基本は従業員のカラダ!身体の姿勢チェック&会社で起こる不調改善ストレッチ体験会(Well Body株式会社)
健康的そして効率的に働くことが求められる現代に、社員の新しい福利厚生「オフィストレッチ®」を提供するWell Body株式会社より、「身体の姿勢チェック&会社で起こる不調改善ストレッチ」が開催されました。
本ワークショップは自分の姿勢を知り、腰や肩の慢性痛に対する正しい予防策や解決策を知ることが目的です。
参加者が歩いている様子から、姿勢を3タイプに分けられました。
- Sway Back 猫背タイプ
- Flat Back 平背タイプ
- Lordosis 反り腰タイプ
姿勢のタイプによって、アプローチ方法が異なるとのこと。今回は参加者全員で、すべてのストレッチを体験しました。
Well Body株式会社は、従業員の身体面をサポートすることで「働きやすい職場づくり」を実現しています。今回体験したような医療国家資格保有者が施術するストレッチから、腰痛リスクを可視化するサーベイまで提供しています。健康診断やメンタルチェックを定期的に行うことで従業員をサポートしている企業は多いですが、フィジカル面までサポートできている企業はまだ少ないとのことです。
デスクワークが多い日本人の働き方にこそ、気軽にできる正しいストレッチやフィジカル面のサポートが必要だと感じました。
Offi-Stretch®とは
【Day2:11月14日】
居心地の良いオフィス環境を構築!天然アロマ体験会(アットアロマ株式会社)
日本でもオフィス回帰が進む昨今、天然アロマの香りのオフィス空間への導入が拡大しています。アロマ製品の開発から香りのある空間までをトータルに提供する香りの専門ブランド@aromaより、天然アロマ体験会が開催されました。
本ワークショップは、オフィス内のシーンや目的に合わせたアロマの活用方法を学び、効果を体感することが目的です。
アロマ空間デザインは、オフィス空間において以下の効果を発揮します。
- 【ニオイ】消臭効果の期待できる香りを広げて空気環境改善へ
- 【メンタルヘルス】ストレス緩和や集中力アップ効果が期待できる香りを広げて作業効率アップ
- 【コミュニケーション】香りをきっかけに会話が弾み自然と柔らかい雰囲気へ
天然アロマオイルを染み込ませたムエットが各グループに配られ、実際に香りを試しました。それぞれの香りや効果の違いを感じた後、好みのアロマオイルを選んでオリジナルエアミストを作りました。
@aromaの強みは、ディフューザーから香りまで自社で製造していることにあります。企業の希望に沿ってオリジナルの香りを作ることも可能とのことです。今回のワークショップを通して、企業らしさを作ることやコミュニケーションの活性化といった多くの企業が抱えるオフィスの課題を解決するために、香りが大きな役割を果たすと感じました。
@aromaについて
従業員のメンタルヘルスをケアするセルフ・コンパッションのすゝめ 〜LetterMe体験会〜(株式会社LetterMe)
「自分を大切にする時間」を届けることをミッションに、サブスクサービス「LetterMe」と「LetterMe business」を展開する株式会社LetterMeの代表取締役 西村静香氏より、「セルフ・コンパッション」について学べる手紙を使ったワークショップが開催されました。
健康経営を推進する多くの企業で注目されている「セルフ・コンパッション」とは、ありのままの自分を受け入れ幸福感を高めていく考え方です。本ワークショップは「自分宛てに手紙を書く」ことを通して、セルフ・コンパッションを高める方法を学ぶことが目的です。
西村氏によりセルフ・コンパッションに関する説明が行われた後、実際に自分宛ての手紙を書くワークショップを行いました。
未来の自分宛てに手紙を書くことはネガティブな感情を軽減し、ポジティブな感情が増加するということが証明されているとのことです。セルフ・コンパッションを高めるためには以下を意識すると良いとのことです。
- 自分が自己批判をしていることに気がつく
- 内なる批評家の意見を、友好的かつ肯定的で優しい言葉に変える
自分宛ての手紙を書き、セルフ・コンパッションを高めることはウェルビーイングに繋がります。「幸福度の高い社員は生産性が高い」という調査結果もあるように、従業員一人ひとりが自分と向き合う時間を意識的に取り、自分を肯定し思いやりを持つことは、企業の成長に繋がるかもしれません。
LetterMe business
今後について
参加されたお客様から、「課題解決に繋がりそうなサービスを知ることができてよかった」「ホームページでは気付けない魅力があった」「同じ課題を持つ人と情報交換ができてよかった」などのお声をいただきました。本イベントの開催を通して、バックオフィスを支えるサービスを、より職場に近いリアルな環境で体験してもらうことに価値があると感じました。
また、今後もパートナー企業様にご協力いただきながら、ワークプレイスの課題を様々な業種・職種の方と一緒に解決していけるような取り組みをおこなって参ります。
ワークプレイスの課題を解決するユーザーコミュニティ「WORK Knowledge Community」について
「WORK Knowledge Community」とは、ソーシャルインテリア オフィス構築支援が運営するコミュニティです。本コミュニティに参加いただける企業様と共に、ワークプレイスをより良くしていくために考えるための場となっております。ワークプレイスに関する業務に従事されている方同士で、ちょっとした気づきやお悩みをシェアすることで、日常の業務を遂行していく上でのヒントを得る機会を創出していきます。
「WORK Knowledge Community」で得た情報や経験を、働く環境づくりに活かしていただき、従業員のエンゲージメント向上や企業の成長に繋げていただくことが目的です。
WORK Knowledge Community