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コミュニティのオープンにあわせてイベントを開催!<br>ワークプレイス研究のパイオニア 仲隆介先生による特別講演のほか参加者の交流を図るワークショップも実施 コミュニティのオープンにあわせてイベントを開催!<br>ワークプレイス研究のパイオニア 仲隆介先生による特別講演のほか参加者の交流を図るワークショップも実施

Press Release

コミュニティのオープンにあわせてイベントを開催!
ワークプレイス研究のパイオニア 仲隆介先生による特別講演のほか参加者の交流を図るワークショップも実施

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「よいものが、循環する社会へ」をミッションに掲げ、家具のサブスクリプションサービスと、オフプライスマーケット、家具什器受発注プラットフォームを展開する株式会社ソーシャルインテリア(東京都港区、代表取締役:町野健、以下ソーシャルインテリア)は、2023年9月13日(水)に、ワークプレイスをより良くしていくために考える場としてのユーザーコミュニティ「WORK Knowledge Community」を発足いたしました。それに伴い、イベントを開催しましたことをお知らせいたします。



当日は、コミュニティ参加者を含む30名ほどにお集まりいただき、イベントを開催いたしました。

まず、合同会社NAKA Lab.代表、京都工芸繊維大学名誉教授であり、弊社のオフィス空間構築事業のアドバイザーでもある、ワークプレイス研究のパイオニア仲隆介先生より、ワークプレイスデザイン論として、総務の役割の変化や、それに伴い働き方と働く場所のデザインの重要性を学び、一緒に考える講義を実施。

その後、参加者の交流を図るべく、ワークショップとして「スパゲティ・キャンティレバー」を実施。

このワークショップを通して、講義内容にもあった、よりよい働き方をするために必要な要素である、”多様なチームワーク”と”個人の能力の最大化”を考えるきっかけになれば、という想いから実行となった企画です。

このワークショップは、各テーブル3名の合計約10チームに分かれて、軽く自己紹介を終えたらスタートします。制限時間は30分間。テープと糸を使い、スパゲティを机の上からどれだけ遠くに張り出せるかを、テーブルごとのチームで競います。


計画を練るチーム、各々で別作業をするチーム、まずは乾杯をするチーム。各チームさまざまなスタート。

制限時間の30分を終え、計測を終え、1位は96cmという結果となりました。

最後に、各チームどこがよかったか、どこが良くなかったかを振り返ったところ「最初に計画を練りすぎて実行する時間が足りなかった」「最初に乾杯をしてチームワークをよくしたことがよかった」など各々の意見を聞くことができました。

また、仲先生からは「知恵がある人ほど計画を立ててしまうが、まずは試してみることが大事。また、最初に決めたアイデアを捨てることは難しいが、状況を判断して臨機応変にどんどん変えていけるかが重要になります。これは、やり方がわからないプロジェクトを普段一緒に仕事をしていない人と進める際の課題をシンプルに伝えてくれるワークショップなのです。」とコメントもいただきました。

今後も参加者の皆様が交流を深め、ワークプレイスの課題を参加者同士で解決していけるような取り組みを行って参ります。

ワークプレイス研究のパイオニア 仲隆介先生プロフィール


仲 隆介[ナカ リュウスケ] 合同会社NAKA Lab.代表、京都工芸繊維大学 名誉教授

1957年大分県生まれ。1983年東京理科大学大学院修士課程修了。1983年PALインターナショナル一級建築士事務所。1984年東京理科大学工学部助手。1994年マサチューセッツ工科大学建築学部客員研究員(フルブライター)。1997年宮城大学事業構想学部デザイン情報学科専任講師。1998年同大学助教授。2002年博士(学術)(京都工芸繊維大学)。2002年京都工芸繊維大学デザイン経営工学科助教授。2007年同大学教授。

知識情報社会における建築・都市をテーマに様々な活動と研究を行う。特にこれからのワークプレイスに力を注いでおり、企業や協会と共同で次世代の働き方とワークプレイスを模索する活動を展開している。

新世代クリエイティブシティ研究センターセンター長(2018年まで)、日経ニューオフィス賞審査委員、国道交通省オフィスの知的生産性研究委員会建築空間部会主体研究WG主査、国道交通省次世代公共建築研究会新ワークプレイス研究部会長、長崎新県庁舎、兵庫県庁舎など多くの自治体のアドバイザーなどを務める。著書(共著)は、「オフィスの夢」(彰国社)、「変化するオフィス」(丸善)、「着るオフィス」(中央公論新社)、「Post Office(TOTO出版)」、「知識創造のワークスタイル」(東洋経済新報社)、「新しい空間と社会のデザインが分かるビリディングタイプ学」 など多数。